おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

ユウグレイロウミウシ
Goniobranchus hintuanensis (Gosliner & Behrens, 1998)
概要
砂地から砂泥域の転石帯などに生息する。
体地色は白色で、外套膜最外周は紫色で縁取られる。
背面に黄白色の円斑がある。この円斑は僅かに盛り上がる。
円斑のいくつかは紫色から茶色の色域で囲まれる。
触角と二次鰓は半透明の紫色。
外套膜前方を上下させる揺動運動を行う。
冬季から春季にかけてしばしば観察できる。
レア度 ★★
写真
オトヒメウミウシキカモヨウウミウシでも見られる外套膜前方を上下させる揺動運動を行う。

名護湾 砕石場 5m 25mm
茶色味の濃い個体。

金武湾 レッドビーチ 13m 35mm
ユウグレイロウミウシの若齢個体。

恩納村 クロスライン 20m 6mm