おきなわ図鑑

エダウミウシ属の一種 2
Kaloplocamus sp. 2　

概要

体地色は半透明の白色。
体表には筆で擦ったような白色の細線と橙色の小紋が入る。
頭部に6本、背面縁に4対の枝状突起がある。
この突起は刺激を与えると縮む。
触角の茎は長く、褶葉は黄白色。
二次鰓の色は体地色と同じ。
観察例は少ない。
レア度　★★★★★

写真

名護湾　石切　20m　5mm

上の写真と同個体。

名護湾　石切　20m　5mm

上の写真と同個体。
刺激を与えて突起が縮んだ状態。

名護湾　石切　20m　5mm

分類

ウミウシ　 (876)
　└ 裸鰓目　Nudibranchia (631)
　　└ ドーリス亜目　Doridina (412)
　　　└ ドーリス下目　Doridoidei (412)
　　　　└ フジタウミウシ上科　Polyceroidea (80)
　　　　　└ フジタウミウシ科　Polyceridae (77)
　　　　　　└ ハナサキウミウシ亜科　Triophinae (14)
　　　　　　　└ エダウミウシ属　Kaloplocamus (5)

近似種

ヒメエダウミウシ
Kaloplocamus acutus

シロエダウミウシ
Kaloplocamus dokte

カロプロカムス・ジャポニクス
Kaloplocamus japonicus

エダウミウシ属の一種 1
Kaloplocamus sp. 1