おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

マダラウミコチョウ
Sagaminopteron multimaculatum Ong & Gosliner, 2017
概要
砂地に生息する。
側足を羽ばたかせて良く遊泳する。
ある時期、局所的に大量発生する。
体色のバリエーションが多い。
サガミノプテロン・ポンペイは誤同定。
サキシマウミコチョウは新参異名。
観察例は少ない。
レア度 ★★★★★
写真
体地色は半透明の白色で、体表を黒褐色の色素が覆う。
その上に、橙色、白色、黄色の斑紋が入る。
内臓嚢後方の突起は見られない。

金武湾 レッドビーチ 5m 6mm
黄色の斑紋を欠く個体。

名護湾 砕石場 13m 5mm
茶褐色の体表に白色の斑紋が入るタイプ。

金武湾 レッドビーチ 7m 6mm
全身褐色で斑紋が入らないタイプ。

金武湾 レッドビーチ 5m 5mm
交接は馬乗りになって行う。
下側(雌役)の個体は上側(雄役)の個体が乗り易いように自ら側足を大きく広げ受け入れる。

金武湾 レッドビーチ 6m 6mm
3個体による後追い行動。

金武湾 レッドビーチ 7m 6mm