おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1483種登録中

ミヤケベラ
Labropsis xanthonota Randall, 1981
概要
サンゴ礁域に生息する。
成魚の雄はサンゴ根の周囲を活発に泳ぐ。
雄の体側には橙黄色の点が並ぶ。
幼魚はサンゴへの依存度が高い。
幼魚期は他の魚をクリーニングする光景が見られる。
通年観察できるが個体数は少ない。
レア度 ★★
写真
渡名喜島 ブルーコーナー 10m 10cm
上記個体とは別個体。
渡名喜島では色々なポイントで雄の成魚が見られた。

渡名喜島 ブルーコーナー 10m 10cm
ミヤケベラの雌。
背鰭が黄色く、体側に縦線が入る。
特定のサンゴへの依存はあるものの、このステージから徐々にサンゴを離れて行動範囲が広くなる。

恩納村 ホーシュー 5m 8cm
ミヤケベラ幼若魚。
サンゴへの依存度は高い。

恩納村 ミニドリームホール 12m 40mm。
ミヤケベラの幼魚。
危険を感じるとサンゴの隙間に隠れる。

糸満 名城 6m 10mm
ミヤケベラの幼魚。
アサドスズメダイをクリーニングしていた。

糸満 名城 6m 10mm