おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1483種登録中

マナベベラ
Labropsis manabei Schmidt, 1931
概要
サンゴ礁域に生息する。
成魚はサンゴ根の周囲を活発に泳ぐ。
幼魚は枝状サンゴの周囲を泳ぎ、危険を感じるとサンゴに隠れる。
雄の体地色は黒褐色で体側にオレンジ色の斑紋が入る。
通年観察できる普通種。
レア度 ★
写真
マナベベラの雄。

恩納村 真栄田岬 20m 12cm
マナベベラの雄。

名護湾 砕石場 22m 12cm
マナベベラの幼魚から若魚へ変化中のステージ。
体側が黒ずんでくる。
この頃から活発に広範囲を泳ぎ回るようになる。

恩納村 クロスライン 5m 7cm
マナベベラの幼魚。
体側に2本の白色の縦帯があることで近似種と区別できる。

座間味島 唐馬No.2 5m 40mm
マナベベラの幼魚。
サンゴへの依存度は高い。

座間味島 唐馬No.2 7m 30mm