おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

ゼニガタフシエラガイ
Pleurobranchus forskalii Rüppell & Leuckart, 1828
概要
夜行性で日中は転石下や岩の切れ目に潜む。
体色は茶褐色から赤褐色。
背面には亀甲模様がある。
この亀甲模様は外套の伸縮によって出したり消したりできる。
外套後端が細くなり立ち上がる。
若齢期は背面の亀甲部が盛り上がり見た目も異なる。
アワダチフシエラガイはこの時期の個体に付けられた異名。
しばしば観察できる。
レア度 ★★
写真
茶褐色の個体。

恩納村 瀬良垣アウトリーフ 6m 150mm
恩納村 ホーシュー 20m 70mm
赤褐色の個体。

恩納村 真栄田岬 5m 50mm
ゼニガタフシエラガイの若齢個体。

恩納村 ホーシュー 15m 10mm
恩納村 ナカユクイ 14m 10mm
ゼニガタフシエラガイの若齢個体。
このステージは体が透明で体表に白色の細点が入る。

名護湾 ゴリラチョップ 3m 3mm