おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

チギレフシエラガイ
Berthella martensi (Pilsbry, 1896)
概要
体地色の変化は著しい。
外套が4葉に分かれていることが共通の特徴。
危険を感じると、左右と尾の外套を自切する。
通年観察できるが春に多い。
レア度 ★★
写真
体が黄色ベースの個体。
外套4葉の縁に茶褐色の線がある。
外套膜には茶褐色の円斑がある。
触角、口膜縁、尾の正中線上が茶褐色になる。

名護湾 石切 15m 50mm
茶褐色ベースの個体。
外套膜に色が抜けたような薄い褐色の円斑がある。

恩納村 ホーシュー 5m 30mm
全身茶色ベースの個体。
外套膜に暗色のシミ状の斑紋がある。

恩納村 アポガマ 20m 35mm
白色ベースの個体。
体表に暗褐色の円斑がある。
触角の先も暗褐色。
写真のように浮遊していることがある。

名護湾 ゴリラチョップ 3m 10mm