おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1475種登録中

クサイロモウミウシ
Costasiella paweli Ichikawa, 1993
概要
砂地に生息する。
コテングノハウチワをホストとする。
体地色は白色で、頭部から背面中央にかけて茶色の斑紋が入る。
背側突起は黄緑色から緑色で、黒色や白色の小点が入る。
突起の先は白味を帯び、その先端はピンク色になる。
触角は基部が白色で、その先は黒色になる。
同属のウミウシの中では一番多く観察できる。
ホストの出現状況に左右されるが、通年観察することもできる。
レア度 ★
写真
コテングノハウチワに着くクサイロモウミウシ。

名護湾 ゴリラチョップ 6m 4mm
コテングノハウチワに着くクサイロモウミウシ。
背側突起の先端がピンク色になることで同属他種と区別できる。

恩納村 ナカユクイ 12m 4mm
コテングノハウチワに着くクサイロモウミウシ。

恩納村 ナカユクイ 15m 4mm
恩納村 ナカユクイ 12m 3mm