おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

ミツボシクロスズメダイ
Dascyllus trimaculatus (Rüppell, 1829)
概要
サンゴ礁域や岩礁域に生息する。
10~20匹前後の単位で群れる。
頭部に1つ、体側(左右)に2つの白色斑があるが、この斑紋は成長すると目立たなくなる。
通年観察できる普通種。
レア度 ★
写真
ミツボシクロスズメダイの成魚。

恩納村 ホーシュー 15m 14cm
ミツボシクロスズメダイの体色変化。

名護湾 砕石場 7m 13cm
ミツボシクロスズメダイの成魚。
このように体の一部、若しくは全部が白くなる個体が見られる。
一説には老成した個体と言われているが、何かの病気にも見えなくもない。
観察していると、他の個体からつつかれたりして、群れの外へ追いやられている感じがした。

恩納村 ナカユクイ 5m 13cm
岩陰で休むミツボシクロスズメダイの成魚。
成魚は岩の隙間に挟まっているところをしばしば見ることがある。

恩納村 ナカユクイ 8m 13cm
ミツボシクロスズメダイの若魚。
体側と頭部に白色の斑紋がある。
このステージでイソギンチャクから離れ、自由生活へと移行する。

恩納村 ホーシュー 15m 9cm
ミツボシクロスズメダイの幼魚。
このステージはイソギンチャクの周囲に群れて身を守る。

恩納村 クロスライン 18m 10mm