おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

レモンウミウシ
Notodoris citrina Bergh, 1875
概要
サンゴ礁域や岩礁域に生息する。
黄色のカイメンを食べる。
体地色は黄色で、体表に黒色の細点が密に入る。
二次鰓の前方に瘤状の突起がある。
触角は黄色だが若齢個体では黒色になる。
体は固く細長い。
レモンカイメンウミウシは異名。
センヒメウミウシ属 Aegires と近く、センヒメウミウシ属とする研究者も居る。
春に多く観察できる。
レア度 ★★
写真
北谷町 宮城海岸 7m 50mm
恩納村 真栄田岬 10m 50mm
黄色のカイメンを食べるレモンウミウシ。
3個体が写っている。

北谷町 宮城海岸 8m 50mm
産卵中のレモンウミウシ。
卵塊は黄色。

北谷町 宮城海岸 15m 45mm
レモンウミウシの若齢個体。
このステージは触角が黒色になる個体が多い。

北谷町 水釜 6m 30mm