おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

マルクチヒメジ
Parupeneus cyclostomus (Lacepède, 1801)
概要
サンゴ礁域や岩礁域に生息する。
小さな群れを作る。他のヒメジ科の魚と混泳することもある。
体色は黄色、灰色、黒色、紫色、赤茶色と変化が著しい。
黄色の体色の個体は、かつてオウゴンヒメジと呼ばれていた。
第2背鰭直後から尾柄部にかけて黄色い斑紋があるが、成長すると不明瞭になる。
髭は極端に長い。
食用とされる。
通年観察できる普通種。
レア度 ★
写真
マルクチヒメジの成魚。

恩納村 万座ドリームホール 25m 27cm
マルクチヒメジの成魚。

恩納村 ホーシュー 6m 25cm
黄色の若齢個体。
幼魚期から若齢期は黄色になる個体が多い。

糸満 トコマサリ 15m 13cm
黄色の若齢個体。

儀志布島 サンドトライアングル 13m 10cm
マルクチヒメジの幼魚。

糸満 名城 5m 6cm