おきなわ図鑑
沖縄の水中生物図鑑 1463種登録中

ハナヒゲウツボ
Rhinomuraena quaesita Garman, 1889
概要
サンゴ礁域や岩礁域に生息する。
通常は転石下などに潜み、体の半分程度を出している。
幼魚は黒色、成魚は青色、老成魚は黄色と体色が変化する。
通年観察できるが個体数は多い方ではない。
レア度 ★
写真
ハナヒゲウツボの成魚。
体色は青色で背鰭が黄色い。
また、頭部や吻部、下あごが黄色くなる。
吻の先端の皮弁が花弁状に発達する。

名護湾 砕石場 10m 90cm
老成魚と言われている黄色い個体。
観察例は少ない。

名護湾 砕石場 10m 100cm
ハナヒゲウツボの成魚。

名護湾 安和 15m 100cm
ハナヒゲウツボの幼魚。
体色は黒色で背鰭が黄色くなる。

恩納村 真栄田岬 15m 60cm